またまた年が改まっていた。 青柳碧人「浜村渚の計算ノート 1さつめ 2さつめ 3さつめ」講談社文庫 2012年 最初に青柳碧人の「浜村渚の計算ノート」の表紙を見たのはかなり前、どこかの新本屋だった。ただその表紙絵が今風のアニメ絵なのと、文章がゲ…
◎田村由美「ミステリと言う勿れ1」小学館 2018年 「ミステリと言う勿れ2」「ミステリと言う勿れ3」「ミステリと言う勿れ4」 確か、田村由美という名前は「バサラ」とか言うのを書いてたなあという記憶があった。絵柄は嫌いなタイプじゃなかったが、この…
はてなだいありぃからはてなブログに変わってから、入力画面も変わった。ま、こういう単純なのはスマフォから書き込むにはいいんだろうが、PCから長文を書くには使いにくい。まあ、慣れるしかないだな。 ともあれ、何を読んでるかから書こう。 ずいぶん長い…
別文庫の「秋山久蔵御用控」シリーズのスピンアウトシリーズみたいなものだけど、個人的にはこちらの新シリーズの方が好みです。何がどうであれ、悪は悪、罪は罪という長谷川卓作品に少々うんざりして来ていたところに、銭形平次風の、俺にはさばけねえ、知…
断捨離、終活・・・まあ、そんなもんだろうと思う。棚の本の二段並べを解消しようと、300冊ほど捨てた。(内、199冊は「こち亀」) 正月に寝込んだ後、意識的に裏側の並びのものを読み直している内、手に取ってみて読む気が起こらない本は皆捨てようと…
長谷川卓は最近流行りのTV脚本家あがりの時代物作家ではない、ちょっと硬派の作家です。硬派とはつまり、こう設定してこう書けば受けるだろうなという(まあ、職業としての作家なら大なり小なりあるんだけど、TV時代ドラマつくりにかかわってると、「受けね…
間がずいぶんと空いてしまった。その間に、齢をさらにとった分、好みの変化もきたして、書くつもりのメモがたまってたのを、デリートするはめになった。haha 池袋と有楽町の三省堂で、スマフォで在庫を確認できますよ・・・・とレジで教えてもらったけど、本…
盆休み中である。やりたいことは一杯あるのだけれど、crack attack! という落ちものゲームにはまってボーイスカウト時代の一週間キャンプの後半に子ども達がはまった垢こすりみたいなもので時間がつぶれている。こまったものです。 野村胡堂「銭型平次捕物控…
上田早夕里も西条奈河も東郷隆も新本で買ってしまう・・・贔屓の作家です。武内涼はたまたま立ち読みして新本で買ってしまい、つい先週に妖草師シリーズ第二作がでたのを、上田さんの百目シリーズ2と西条の「世直し小町」と一緒に新刊コーナーで見つけてど…
まあ、冷や汗ものの書き込みですね。 今も、Opera16起動しようして他のユーザが使ってますとエラーメッセージが出て、開かないので、タスクマネージャーから終了させる解決法を実行したら、そのタスクマネージャーのリストに出てこない。これは一回シャッ…
ミステリの時代物といえば捕物帖。古典なら、半七捕物帳に始って、銭形平次捕物控、右門捕物帖が古典のビッグスリー。半七と平次は目明し(岡ッ引)で右門はお役人探偵役の始めで、役人から逸脱し一般町民(貧民か)が探偵役を務めるものの始めは久生十蘭の…
今年読んだシャーロック・ホームズパロディコミックは、三冊かな。 痛む胃を温め癒すシャーロック Jay.「SHERLOCK ピンク色の研究」2013年株式会社KADOKAWA 定価560円プラス税 2010年BBC製作のテレビドラマの漫画化作品。多分、忠実にドラマを絵…
冬休みの三日目である。なんでこんなに早く休み入りしたかというと、現場作業内容が一段落して、列車見張員がいらなくなったのと、他現場も似たようなもので警備員の立哨ポスト数が減って人が余りだしてるはずなので、勝手休みをとってもいいだろうと思った…
台風26号はどうやら過ぎたようだ。おかげで二日現場が休工。久々にメインのブログに長文をアップできた。 http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/c/bf17a22185017c3eaec489bfbeccb9d1英文法の個人的バイブルの「英文法の謎を解く」シリーズの著者の副島隆彦…
舞台はわがメインプログ、one shot, a piece of cake and a glass of beer @ Tokyo http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/ 1.発端 はGooが有料化キャンペーンで一月ほど悪席アクセス解析の有料バージョンを無料サービスしてくれていたことだった。 誰がどん…
本当は、六月上旬で書くべきだった三冊をずるずると延ばしているうちに、ついに晦日。lololol ほんと、最近、ボーっと本を読んでるうちに休みの日が暮れてしまう。阿佐ヶ谷のお気に入り古本屋が5月31日で閉店。あそこで買った50円均一ワゴンセールのブ…
佐野洋が、先月亡くなった。ちょうど、「片翼飛行」を読んだばかりだったから、印象深かったんだけど、佐野洋はほとんど読んでないんだ。lolol. 「推理日記」のうち何冊かは本屋で立ち読みした記憶があるし、他にも読んでるはずなんだけど、全然覚えてない。…
読むだけは一日一冊以上、ひょっとして二冊に近いかもというペイスで読んでいて、それにコミックが二冊以上のペイス。読むだけだったら、体調が眠れないくらいに悪くさえなければ、読んで眠って読むで、ペイスは落ちないのだけれど、書く暇はよほど健康じゃ…
その時の時勢に合わせて時代物のヒールとヒーローが変わると書いたのは誰だったかわすれてしまった。 明治のクーデター政権は、江戸を貶めるためにたった10人ほどしか獄死していないものを安政の大獄と名づけて、井伊直弼を極悪人扱いしたし、アジアへ軍事…
正月休みもあと三日となって、少し足を鍛えねばと阿佐ヶ谷から東中野まで歩くことにしたのだが、途中高円寺で朝飯をエクセシオールカフェでクラムチャウダーとクロワッサンで取ったりして中休みを入れ、中野のブロードウエイについたときはトータルで61分…
ふと、気がついたら東郷隆の「明治通り沿い奇譚」を二回も古本屋で買っていた。なぜ、こんなことになったかというと、この本今まで一度も通読したことがなかったせいだ。ミステリではないし、主人公がサスペンスの迷路の底でにげまわるホラーでもない、通読…
ついに、大晦日。本棚の整理をし始めたところで、いきなり頓挫。ロシェル・メジャー・クリッヒ「凍える遊び(原題 Fair Bame)」を引き出してしまった。うむ、これはどんな話だったっけ?というので、読み出す・・・・・・・ま、とにかく、掃除はともかく、…
年末です。28日まで仕事があったので、29日は終日布団の中で眠り虚仮。30日の今日になって、やっと書く時間がとれました。というより、ブログ記事を書く気力が戻ったと言う方がただしいかな。とにかく、この夏以来、体調不良気味を通り越して、ほとん…
PCの現在のメインマシンであるThinkCentre_memory2G + XP32bitに最近挙動不審を感じ始めたので、つくも電気でAcerのAspire i-5-3210M 2.5Ghz_memory 8G + W7 64bit を手に入れた。 ま、近々でるW8は、たぶんいままでのMS社のOSの出来のリズムからすると、2…
まあ、ミステリ風の題名をつけたんだけど、痩せたいならイギリスの小学校で日本語講師の職を見つけて、生徒と一緒の食事をするという手がある。LOLOLOLイギリスの9歳の女の子が自分の食べている学校給食を写真に撮って、ブログとして発表したら、そ…
2月19日にノルウエーの知人が亡くなったショックで、感情と理性が混乱して、ただ身体を動かして飯を食べているという日々が、週を重ね、月々になりって、花の季節になって、ようやくMINDが元に戻った。。。ような気がする。 というので、書こう。 M…
最近、明治時代ものは苦手になってしまった。歴史改竄が歴史の宿命みたいなものだけれど、この島国の保守化とともに、再び明治礼賛、現行保守構造の組み上がり期の合理化美化を意識的に支配する側・利権者側から仕掛けなおされているような気がする。マルク…
5日の午後に駒込の仕官先に師走の書類を届けたあと、駒込停車場内の本屋をのぞいたら、永尾まるの絵が眼に留まった。文庫の表紙で江戸の優男の肩で足袋足の黒猫が緑の目を光らせている。長着の柄は百鬼夜行で、轆轤首に火炎傘の瓦版が猫と着物の間に張り付…
あけましておめでとうございます。大晦日に書いて、一日一記事で休みの間は書こうと思っていたのに、食べすぎから来る高血圧で寝込んでしまい、一年の計は、一日で崩壊してしまった。。。LOLOLOL ま、それでも寝そべりながらたまっていた本を数冊片付けたの…
あっというまに、年末になってしまった。書くことはいっぱいあるけど、書いてる余裕がないヘタバリクタバリ労働の日々だった。。。ま、単に年老いてパワーがなくなったというだけなのかもしれない。 今読んでるのは、John Hart のDown River、386頁の22…