Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

2007-01-01から1年間の記事一覧

008 おいおい本当かい。核兵器盗難事件

これなんだけどね。 http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/ これを権威づけているのはUSA TODAYの http://www.usatoday.com/news/military/2007-09-05-b-52_N.htm これなんだ。 これは、要するに移動命令のないクルージングミサイル…

【私のミステリな日々】9月上旬The Corpse In Oozak's Pond 「ウーザック沼の死体」by Charlotte Macleod 風野真知雄 「ふうらい指南」「雨の刺客」「ふうらい秘剣」

たまたまポケットに文庫がなくて、見知らぬ本屋で一冊買ったら、おお、これいい。。。と、風野真知雄のふうらいシリーズを三日連続で読んでしまったのです。 ◎シャーロット・マクラウド 「ウーザック沼の死体」扶桑社ミステリー1989年、定価500円、200円 The…

【私のミステリな日々】8月下旬 打海文三「苦い娘」You Bet Your Life 「我輩はカモじゃない」by Stuart Kaminsky Never Cross A Vampire 『吸血鬼に手をだすな』by Stuart Kaminsky

◎打海文三「苦い娘」中公文庫 中央公論社 2005年 724円+税 220円 東京大田区の小さな印刷所は倒産寸前で組合と会社側が団交をくりかえしていた。19歳の万理子はそこの社員で明日付けで依頼退職するつもりだったが、その日に、会社に「整理屋」が乗り込ん…

006 これ以上の冷や飯はないだろう 東郷隆「異国の狐」

丸元淑生の「システム自炊法」1987年にこうある。 kokokara---------P.33---------------------------- 独り者は、炊き立てのご飯など食べる必要はない、と私は考える。 冷や飯を噛みしめているほうがいいのだ。熱いものは味噌汁とお茶だけでよい。 to------…

【私のミステリな日々】ローラ・チャイルズ「アール・グレイと消えた首飾り」宇江佐真理「卵のふわふわ」

◎ローラ・チャイルズ「アール・グレイと消えた首飾り」ランダムハウス講談社2006年 780円+税、105円 Shades of Earl Grey by Laura Childs, 2003南キャロライナ州のチャールストンといえば、南北戦争の激戦地。町全体が消失したあと、歴史的町並みを再現保…

007東郷隆「打てや叩けや 源平物怪合戦」永井路子 「炎環」

[annex]なのか[heiji]なのかちょっとカテゴリ分けでなやんだけど、これはファンタジイの類だと思うので、[annex]にしました。 ◎東郷隆「打てや叩けや 源平物怪合戦」光文社時代小説文庫 2007年 819円+税 時代は源氏が勝った鎌倉時代の払暁の闇。 平氏…

【私のミステリな日々】2007年8月中旬 鯨統一郎「マグレと都市伝説」浅黄斑 「夫婦岩殺人水脈」浅黄斑「金沢・八丈殺人水脈」

Ellery Queen のShoot the Scene が部屋の乱雑さの中で行方不明になっている間に日本ものを三冊読んでしまった。 ◎鯨 統一郎「マグレと都市伝説」小学館文庫 2007年 619円+税 300円 この20年ほどに流行った都市伝説を7つ鯨は選んでいる。 高速を走る老女…

【私のミステリな日々】2007年8月上旬 The Ceiling Of Hell by Warren Murphy 東郷隆 「異国の狐」ブライアン・フリーマントル「屍泥棒」

◎ウォーレン・マーフィ「地獄の天井」サンケイ文庫 1986年、540円、100円 The Ceiling Of Hell by Warren Murphy 1984.アメリカ大統領SPのスティーヴ・フックスは、精神病者が大統領を狙撃した事件で、同僚を失い、自分も足に重症を負い、しかもたまたま見…

【私のミステリな日々】八月下旬 久光 東理夫 「暁の翼の男 ワイキキ探偵事務所3」藤田宜永 「パリを掘り返せ」東野圭吾 「鳥人計画」藤田宜永 「地獄までドリブル」広山義慶「夏回帰線」赤川次郎 「灰の中の悪魔」藤田宜永 「標的の向こう側」

Newsgroups: mystery/salon From: Date: 20 Sep 1999 19:55:55 +0900 パセリのオフで、ディーディーさんから、スカジーボードを入れて、IRQがおかしくなった経験を教えてもらった。彼の場合、95の再インストールの度に、スカジーボードを引っこ抜いて、…

【私のミステリな日々】八月下旬 久光

ミスパラインデックスを調べたら、1999年の9月の書き込みに藤田のサッカーものがあるのを見つけた。 うん、このころは、まだみなさん、いっぱい書いててくれたんですねえ。 kokokara----------------------------------------------------------------

【私のミステリな日々】2001年8月マーガレット・ミラー「心憑かれて」釣巻礼公「奇術師のパズル」モリー・カッツ「あなたの素顔は見たくない」

今年も8月になってしまった。6年前の夏はこんなことをアップしていた。kokokara------------------------------------201827/2485201620, ms#2478 ◎マーガレット・ミラー 「心憑かれて」創元推理文庫 1990年 100円 定価 680円 The Fiend by Margaret Milla…

【私のみすてりな日々】2001年6月藤田宜永「巴里からの遺言」ジェイン・スタントン・ヒッチコック「目は嘘をつく」花村萬月「皆月」

kokokara---------------------------------------------------------------- ◎藤田宜永 「巴里からの遺言」文春文庫 1998年 100円 定価524円 初出1995年カバーの写真がいいんです。ユジェーヌ・アジェです。 ストーリーもセンチメンタルでいいんです。謎は…

006 湯浅健二「日本人はなぜシュートを打たないのか」原島由美子「オシムがまだ語っていないこと」

アジア杯のオシムジャパンの現実を見ていたら、この二冊でちょっと書きたくなった。 ◎湯浅健二「日本人はなぜシュートを打たないのか」アスキー新書 2007年7月 724円+税 自分とゴールの間に誰もいないのに、シュートより、より確実に打てると思う選…

005 東谷暁「ビジネス法則の落とし穴」学研新書 2007年 760円+税

最近流行している/したビジネストレンド用語のいかがわしさを教えてくれる本です。いわく、「ウエブ2.0」「ロングテイル」。解説されているのは、以下の言葉です。 「ウエブ2.0」★★「ロングテイルの法則」★★「メトカルフの法則」★★★「パレートの法則…

◎佐々木譲「笑う警官」ハルキ文庫 2007年 686円+税

単行本「歌う警官」 2004年 角川春樹事務所札幌大通署の刑事課盗犯係の佐伯警部補と新宮巡査が関税法違反容疑者を逮捕して署に戻ると入れ違いに強行犯係の町田警部補たちがマンションでの女性殺人事件で飛び出していくところから、物語は始まる。 若い女は着…

2000年のベストと20世紀ベスト

アサヒネットのミステリパラダイス会議室は毎年末に参加者のその年のベストミステリ記事を書くのが年末行事だった。 この年は、ちょうど世紀替わりということで、ついでに大きく世紀ベストもアンケートしたのでした。 結局、この年が最盛期のメンバーの書き…

【私のミステリな日々】2003年4月 Detective「探偵になりたい」 by Parnell Hall, 「花嫁誘拐記念日」Revenge Of The Gypsy Queen by Kris Neri, 「風の向くまま」Anything Goes by Jill Churchill, 鳴海章 「劫火 航空事故調査官」

kokokara----------------------------------------------------------------- ◎パーネル・ホール 「探偵になりたい」ハヤカワ文庫 1989年 200円 定価640円プラす税 Detective by Parnell Hall, 1987.スタンリー・ヘイスティングシリーズ第一作。 事務所は、…

【私のミステリな日々】バーネル・ホール「陪審員はつらい」ダシール・ハメット 「影なき男」ジョー・R・ランズデール「罪深き誘惑のマンボ」Partners In Crime by Agatha Christie

◎バーネル・ホール「陪審員はつらい」ハヤカワ文庫 1994年 100円 定価720円+税 Juror by Parnell Hall, 1990.陪審員制度で一番有名なやつといったら、例の映画の「十二人の怒れる男」かな。映画では、ものすごくまじめな人達が陪審員やってるけど、「実は、…

【私のミステリな日々】2003年4月 Murder by Parnell Hall, 佐藤雅美, Last Seen Wearing by Collin Dexter, In Big Trouble by Laura Lippman,

kokokara-----------------------------------------------------2003/4/6-- ◎パーネル・ホール 「犯人にされたくない」ハヤカワ文庫 200円 定価 640円+税 Murder by Parnell Hall, 1987.スタンリー・ヘイスティングシリーズ第二作。息子が4才で、幼稚園に…

【私のミステリな日々】2003年3月 Favor by Parnell Hall, The Luck Runs Out by Charlotte MacLeod, 島田荘司 ,関裕二 

kokokara------------------------------------------------------2003/3/16 ◎パーネル・ホール 「お人よしでもいい」ハヤカワ文庫 1992年 200円 定価640円+税 Favor by Parnell Hall, 1988スタンリー・ヘイスティングシリーズ三作目。渋い脇役の名刑事、ス…

【私のミステリナ日々】2003年正月 Strangler by Parnel Hall,Agatha Christie "The Secret Adversary" 米村圭伍「風流冷飯伝」かわぐちかいじ「探偵物語カブ」

kokokara------------------------------------------------------------- 2002年は、パーネル・ホールに暮れ、2003年も明けた。 読んで、読みっぱなしというのも、そろそろ飽きた(というより、机の周りに積み上げているのが、崩れ落ちそうで危ない…

Parnell Hall"Shot", J.A.Jance "Shoot/Don't shoot", 梶山季之 「大統領の殺し屋」 ,島田一男「轢殺交通捜査官」

kokokara------------------------------------------------------------ パーネル・ホール 「撃たれると痛い」ハヤカワ文庫 1995年 200円 定価 720円+税 Shot by Parnell Hall, 1995.「陪審員はつらい」がシリーズ中の白眉なら、この作品は一番のお気に入…

004 アーロン・エルキンズ 「The Dark Place」1983

英文での紹介は下記。 http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/e/a48dd858cda4c9d33b3a1c1a420eb71aご存知骨探偵ギデオン・オリバーシリーズ。直訳すれば「暗い所」だけれど、邦訳は「暗い森」だったかなあ。とにかく翻訳はあるのです。人類学者のギデオンがま…

【私のミステリな日々】2004年3月 Beanball by Tom Seaver, The Main by Trevanian, 姉小路祐

mana さんのブログでトレヴェニアンを見つけた。あ、これは、アサヒネットのミステリパラダイスで書いたことがあると、ログを検索。ありました。というので、その日のアップロードをそっくり、転載しませふ。kokokara--------------------------------------…

007 アメリカ犯罪事情 女性への警告

お気に入りの食べ物中心のブログに物騒な回覧が転載されていた。 元は英文なのだが、それを、ブログ主が翻訳しています。http://blog.nyslowlife.com/archives/50847765.html kokokara--------------------------------------------------------------------…

004 薔薇のマリーが戻ってきた

新谷かおるの新作「クリスティ・ハイテンション 1」がMFコミックで出ました。 シャーロックホームズの一族のミステリというのは、数多いですけれど、これこそぶっちぎりに楽しい。主人公はホームズの姉の一人娘のレデイ・クリスティ・クリスタル・マーガ…

探偵業の業務の適正化に関する法律

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.htmこの警視庁のペイジから法令・条例というところをクリックすると、最近施行されたものが並んでいる。探偵業者になれない欠格事由というのが定められて、怪しげな業者を締め出すことができる。警備業法になじん…

006 探偵業法が施行された

今まで、なんの条件もなく開業できた「私立探偵」が、ついに許可制になりました。 「探偵業法」というのが6月1日に施行されたのです。

005 男の手鏡 二つの痴漢事件と一つの疑惑の「自殺」

政治学者で日刊ゲンダイに評論を書いていた植草一秀氏が階段で手鏡を使ってスカートの中をのぞいていたと逮捕された事件は、かなり昔のことである。去年の9月に国税調査官がやはり手鏡痴漢疑惑で逮捕された。まあ、あきれたやつらだと思ってたら、ベンジャ…

004 東武東上線ときわ台駅踏切事故の警官死亡

「自らの危険も省みず」殉職。。。。そうマスコミは囃したてる。これで他の事故の要因や原因をすべてを覆い隠していいのか?日曜日に、列車見張員の「触車事故防止協議会」に出てこの話題も出た。プロとしての結論は、この警官は鉄道事故防止の教育を受けて…