Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

2010-01-01から1年間の記事一覧

011 踏切伝説とヒヤリハット目撃の話

列車見張員というのは列車見張員資格の二日講習と試験を受けて(まず落ちることは、あの効果ははなはだ怪しいクレペリン検査に落ちない限りないのだが)通ると、毎年更新講習と試験でJR各社毎に篩にかけられるのですが、それ以外にJR東日本の場合元請各…

010 修学旅行列車を止めた踏切強行突破無謀運転

10月5日の午後3時の休憩の後のことだった。東北本線10km950mの京浜東北線南行側の柵外で僕は馬に載って列車見張り立哨を再開したのだ。京浜東北線南行の1565A列車は定刻通り、目の前を15時37分に通過した。その直後だった。いや、姿が見…

【私のミステリな日々】2010年9月下旬 風野真知雄 「穴屋佐平次難題始末」 徳間文庫 2008年  宮部みゆき 「ぼんくら 上・下」講談社文庫 2004年  畑中恵 「ちんぷんかん」新潮文庫 2009年

銀行で下ろしてみたら手数料がついた。あれ、ああそうか、世間は休日だったのだと、二日続きの雨の後の秋晴れの阿佐ヶ谷を見たら人の流れが多かった。 ◎風野真知雄 「穴屋佐平次難題始末」 徳間文庫 2008年 350円 定価590円 開けぬのは財布の底の…

 【私のミステリな日々】10月上旬 戸梶圭太 「溺れる魚」 新潮文庫 2001年 伊岡瞬「145gの孤独」 角川文庫2009年 誉田哲也 「ソウルケイジ」光文社文庫2009年

一週間京浜東北線の上り線、東北本線10キロ950mに列車見張りしていて、通勤時間帯は3分おき、昼間でも5分おきのせわしなさにも不思議と慣れるもので週の後半はミステリの筋とトリックを動機をキャラを考えるほどの・・・切れ切れだから細切れのアイ…

【私のミステリな日々】2010/10/08 若竹七海「猫島ハウスの騒動」 稲見一良「猟犬探偵」 山田正紀「僧正の積木唄」 

今週、若い警備員と一緒に仕事をした休憩時間と電車待ちの時間にミステリの話をした。エラリー・クイーンやヴァン・ダイン、横溝正史に江戸川乱歩が好きという読書家なのだった。21世紀の今時にヴァン・ダインの話をする三十歳の若いものがいるというのは…

005 二対の耳袋 風野真知雄「耳袋秘帳 妖談しにん橋」木村友馨「隠密廻り 朝寝坊起内 利き男」

小金井市の学芸大の前でにわか雨というか、雷雨に遭遇して植木屋の植え込み清掃工事がお昼で中止。お昼で中止なんてのは、何年ぶりだろう。いつも合羽は上しか着ないから、下はアンダーパンツまでびしょぬれで、腹が冷えた。下着を替えて毛布を引っかぶって…

009 新聞浮世絵みたいな話

ポルトガル在住の小町さんのブログに、そっくりそのままで新聞浮世絵の材料になるような話が載っていた。 引用の許可がまだ出てないので、要約するとこうなる。小町さんが隣人と夕食をしたときに、そこの奥様が話したのだそうだ。 奥様(当然ポルトガルのあ…