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刀は武士の魂、剣こそ戦場の主役、武士の戦いは騎馬兵の一騎うちにあり、織田信長の鉄砲三千丁三段構え。。。と歴史の教科書で刷り込まれ(教科書を書いた学者は戦乱を見たこともない江戸時代の御用学者に刷り込まれ)てきた日本の戦場の定説・幻想・あるい…
かつて松本清張が調査し推理した戦後日本で連続して起きた黒い霧がまといつく事件は、松本の推理が定説のように今では思われている。帝銀事件、松川事件、冤罪事件や迷宮入りになってしまった裏には、米軍情報部の暗躍があった。その状況証拠の最大のものは…
[annex]なのか[heiji]なのかちょっとカテゴリ分けでなやんだけど、これはファンタジイの類だと思うので、[annex]にしました。 ◎東郷隆「打てや叩けや 源平物怪合戦」光文社時代小説文庫 2007年 819円+税 時代は源氏が勝った鎌倉時代の払暁の闇。 平氏…
アジア杯のオシムジャパンの現実を見ていたら、この二冊でちょっと書きたくなった。 ◎湯浅健二「日本人はなぜシュートを打たないのか」アスキー新書 2007年7月 724円+税 自分とゴールの間に誰もいないのに、シュートより、より確実に打てると思う選…
最近流行している/したビジネストレンド用語のいかがわしさを教えてくれる本です。いわく、「ウエブ2.0」「ロングテイル」。解説されているのは、以下の言葉です。 「ウエブ2.0」★★「ロングテイルの法則」★★「メトカルフの法則」★★★「パレートの法則…
ハヤカワ文庫1979年 矢野徹訳お盆休みに、このSFの古典を読み直して、ちょっと考えこんでしまいました。ハインライン中尉が書いて、矢野軍曹が訳して、1967年に石川喬司が、これはファシズム礼賛である、必読の名著にして否定すべき作品と評して、…
by ベンジャミン・フルフォード 2006年7月31日刊感想: フルフォードさん消されなきゃいいけど。 (英語の原著はまだ出版されてません。)49er久光@あとはネットで検索してください。 注意:えーと、ベンジャミンフルフォードコムという(もちろん英…
Date: 4 Jun 2006 15:14:03 +0900なんか賞を3つもとって、いまだに、平積みで売られている。 しかも、阿佐ヶ谷の小さな本屋の店先でも。アル中篇の後編が出るといわれているのだけれど、さっぱり見かけない。ひょっとして、また失踪しているのかな。ひょっ…
Date: 12 Jul 2005 19:03:09 +0900イーストプレスから三月にでた。知る人ゾ知るマンガ家吾妻ひでおの蒸発ノンフィクション。マンガ家がマンガでリアルライフを私小説風に書くと、みな面白いのだけど、これはとりわけおもしろい。第一部が「夜を歩く」;一度…
Date: 16 Jan 2005 19:04:15 +0900 銀座の場末(だよな、七丁目だったか八丁目でほとんど築地新橋だ)のビルの地下で見つけた、万智さんの巨大ファンシーペイパー。http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/e/01a1ecd8fe0da259a81dff6a8944d6b0 【我という銀杏や…
Date: 16 Jan 2005 18:55:18 +0900紀伊国屋のウエブで検索したら、新宿本店にあるとあった。 ちゃんと棚の場所まででていたのにね、のこのこと高島屋の隣の方へ行った。で、「ゼウスの檻」しかないのを確かめてから、あらためて本店へ行って見つけた。http:/…
矢野徹さんが亡くなりました。 日系部隊の442部隊ものとか、翻訳じゃデューンシリーズ(確か1巻目は石森章太郎が挿絵をつけてなかったか)やハインラインのシリーズで楽しませてもらいました。それと、 「矢野徹の狂乱酒場」ですねえ、最近は。 サガンと…
フランス語のテキストで一番読んでるのはジョルジュ・シムノンなんだけど、 思い入れは、フランソワーズ・サガンなんだ。 特に、最初の五作が骨の髄までしみこんでいる。 Bonjour Tristesse Un certain sourire Aimez-vous Brahms.. Dans un mois dans un an…