Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

【私のミステリな日々】2011年のお盆休み

8月10日にお盆休みに入って、今日18日まで、途中真ん中で検修があったが、まあ8日間の夏休みになった。暑さもピークが最終日で37度オーバー。前半も36度はいってたから、休んで体がほっとしたせいか、毎日胃痛で、目が霞み、二日目の夜には目の焦点まで会わなくなった。完全に熱で脳がやられたかと思ったが、まぶたを指で上下にいっぱいにひらくとちゃんと見える。さてはこれは、目の表面がおかしくなったかと、氷水で目を洗ってみたら、すっきりした。ちゃんと見える。ま、老眼も進んでいることもあるんだが、すくなくとも霞むことはなくなった。翌日から洗ったあとに目の縁に綿棒を当ててみたら、黄緑の目やにがつく。それを当てるように取ると、一日中目が霞むことがない。ははあ、これは、目やにが汗で目玉の表面に薄膜を張っていたのかと気がついた。
目が元に戻れば、ためこんでた文庫や、散歩中に買ったものを次々と読むことになる。
Carol O'Connel Mallory's Oracle を読み上げて、Janet Evanovich Motor Mouth に入る。
大蔵崇裕 「七度狐」「三人目の幽霊」「やさしい死神」
愛川晶 「道具屋殺人事件」「芝浜謎噺」
田中啓文「ハナシがちがう!」「ハナシにならん!」「ハナシがはずむ!」
と三人の落語ネタミステリ八冊をまとめ読み。さすがに飽きた。
神永学「スナイパーズ・アイ 天命探偵 真田省吾2」うん、1作目の方が面白かったかな。
高城高「函館水上警察」明治ものなんだけど、今ひとつ殺人の舞台設定に納得がいかない。
渡辺裕之「シックスコイン」古武道アクションサスペンス、今ひとつ暑さ忘れにならなかった。
岡嶋二人「ダブルプロット」
芦川淳一「娘の面影 ご隠居用心棒」
和久田正明「彼岸桜」
六道慧「奥方様は仕事人」
菅浩江「鬼女の都」
岩井巳三四二「亀井琉球守」
安東能明「水没 青函トンネル殺人事件」
近藤史恵「茨姫はたたかう」
誉田哲也武士道シックスティーン
鈴木眞哉「戦国軍事史への挑戦」
近藤好和「武具の日本史」、これは鉄砲に関しては、鈴木眞哉と同意見らしいが、騎馬兵については、日本産馬は乗って戦えないような弱い馬ではないと主張してる。主張はしているのだが、その説明論証は書いてはいない。それに、槍については、ほとんど語られていない。触れてはいるのだけれど、わずかに数頁。ま、でも専門は有職故実というから、そんなもんかな。槍の故実については薀蓄が語られているんだけどね。古代・中世では槍はほこと読み、やりは鑓、鎗と書かれたとか。
瀬川貴一郎「武士の風上 空蝉同心隠書」
結城五郎「サイレント・キラー」
あとSFが二冊、最後に買って読んでる途中が樋口有介「ピース」。
本読んで、YuTube で聴いたこともない名前を見つけて音楽聴いていると、たとえ36度の暑さでもすっかり忘れてしまうのだけど、熱中症気味になって時々気絶していたりしてたようである。
でもまあ、上記の中で短コメントをつけなかったものは、おいおい記事にしていくつもりです。
さて、明日からまた仕事です。