Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

児玉龍彦教授

:[real]0015 東大にもまだまともな教授がいるようである

2011.07.27の国会参考人証言で東大アイソトープ研の児玉龍彦教授が政府と国会を糾弾証言している。

上のリンクが無効になることはあるまいけれど、もしそうなったら、
1011.07.27 国の原発対応に満身の怒り- 児玉龍彦
で検索をかければ、見つかるだろう。

東大医学部の中川研究室のツイッターはなかなか良心的だと思っていたが、児玉教授に比べれば、
冷静に知識と情報だけ流して、あとは読んだものが行動を起こすかどうか、自分で決めてくれいというような、醒めた犬儒主義・厭世感・デガジェを感じないでもないが、児玉教授はアンガジェです。ま、中川氏の場合、どちらかというと現状観察・判断先延ばし派・ノンポリって死語で形容されるような無責任無気力人間に好都合な学者の役割をふられてしまったような気がする。根拠非明示で安全宣伝しまくる御用学者とか、やっちゃったもんはしょうがないし、金かけて作った以上は使わなきゃ元はとれないわという寄生虫評論家なんかとは、一線を引いて見るべき学者だと舞踏派は思う・・・学問主義学者とでもいうべきか。
児玉教授のこの証言を聴くと、事態は深刻である。現在の60代が少年時代だったころに核実験による日常、長期にわたって被爆してたにもかかわらず、癌患者が増えたか?(根拠はないが、実感として)増えていないだろう、皆、生きてるではないかという判断先延ばし・無責任無気力中老年の言い訳論理を吹き飛ばしてくれる。
でも、でもである。
舞踏派のごとき無気力老人どもは、結局、自分達は結果オーライだったから、別にいいじゃないか、それよりも先ぼそる収入と生物的社会的生活力低下のほうにしか関心はむかなくなっている。個々のごく近い将来の生活不安で、社会の後遺症となりそうな将来への不安をそらしてしまおうと誰かが企んでいるとすれば、ほとんど成功しているだろう。
その結果かな。国会も政府も、参考人意見陳述は聞き流して、なんにもしてないようである。
若くて元気いっぱいの人たちもフジテレビにデモかけるくらいなら、こっちのほうで、国会か首相官邸にデモかけるべきではないのか。
老人達のデモ列なんて抗議行動なのか葬列なのか判別しがたいだろう。あ、これも言い訳か。