Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

015 警備会社で泥棒の侵入を食い止められる?

PCの現在のメインマシンであるThinkCentre_memory2G + XP32bitに最近挙動不審を感じ始めたので、つくも電気でAcerのAspire i-5-3210M 2.5Ghz_memory 8G + W7 64bit を手に入れた。
ま、近々でるW8は、たぶんいままでのMS社のOSの出来のリズムからすると、2000とかVista 同様にクズものそれなりのものと思われるので、このマシンが向こう5年ほどのエースマシンになるだろうと思ってます。
というので、7用の便利なノーハウや、知識を集めるために、アスキー.PC(ドット ピーシーと読む)と日経PCを立ち読みして、ひとつでも使えそうな記事があれば買うというのを二年ぶりにはじめました。
 そう、XPをもう少し長くでも使いたい人向けの記事なんか載ってたりしたら買いません。明らかに、XP用部品の在庫を売りつくすための提灯記事に決まってますから。XPの情報は、2年前ですでに書きつくされています。バックナンバーを揃えていたら、冷えた天ぷらの衣をはいで揚げなおしているとわかります。
 スマフォとかI-PAD提灯記事にも興味はありません。無線LANにも興味はありません。みんな、未熟技術商品の試作品を消費者に自腹を切って試用させるというPC/IT村のいつもの国際「陰謀」であると思っております。まあ、あと二、三年たってから試しても遅くはないと思うのは、PCつきあい20年弱の経験知恵ともうしますか。そこらへんは、中村正三郎さんの著書や記事、ブログを見つけて読んでもらうのが一番かな。
お金のある方はがんばって、技術製品を磨き上げてください。lolol.

 というわけで、アスキー.PCの9月号を650円で買いました。最近、お金にものを言わせて、自宅と現場にノートPCを一度に2台も買ったという同僚が、この手の雑誌って、こんなに高いの?!とあきれてましたけど、たしかに、厚さからみると高いのかも。lol

 買った理由は、シャープのCOCOROBO RX-V100というロボット掃除機の記事。
これは音声に反応して動いてくれるロボット掃除機で、自動でも勝手に動き回れるのだけど、そのカメラの目を通してラジコン風に操作運転ができるというしろもの。値段も13万円を200円切るというけっこうなお値段で、とても手がでないし、大体買えたとしても、もとい、だれかにプレゼントされたとしても、それが動き回れるような広い部屋に住んでるわけでもない。ま、箒一本で足りるレベルの暮らしなんで、個人的には無用の長物。でも、こいつを、部屋のドアの裏近くにおいておけば、掃除機内蔵のカメラが四方を撮影して、画像をスマートフォンに送ってくれるという情報が、買った理由。あと、数年したら、
ひょっとしてスマフォ使いにでもなってしまっていたら、ボーナスでも貯めて、この掃除機を買うのも悪くはない。

これだけなら、ミスパラの記事にはならない。この33ページに、こういう見出しがあった。
 自宅をIT化する話の中で、監視カメラとして役に立つといろいろ夢を見せてくれた後に各種の侵入感知器とその警報を中継してスマフォに送ってくれると「絵」ときした記事の端っこに小さなコラムがあって、その小見出しなんです。
「実際の進入を食い止めるには警備会社を利用する」

ここが問題、コラムの記事をよく読めば、普通の頭を持った人なら実際は食い止められないとわかるように書いてあるのだが、見出しで先入観を持たされて読んだら、機械警備会社と契約しさえすれば、犯罪を未然防止できると錯覚するおっちょこちょいもいるだろうと思うので、一言、注意喚起したいのですね。
 警備会社は、都内の場合、警報発報から15分以内に現場に到着すればいいのです。(25分以内の間違いでした。ごめんなさい)それを越えて遅れて到着して賠償問題になった、某芸能人の客を持っていた業界大手の会社は、事件当時はニュースになりました。
 15分25分以内に到着して、現場を確認して。。。
現在、リアルのプロ犯罪者は5分以内に屋内に侵入できないなんてことはありえないのです。5分以内に侵入して、5分以内で目標物をいただいて逃げ出すのが、普通の窃盗のプロのワークタイム。そのために彼らは綿密に下調べをします。
 つまり侵入の「未然防止」はできない。未然防止をしたければ、警備員を常時在中させる施設警備会社に頼むしかない。普通の家に警備員を常駐させるスペイスなんかない。機械警備会社というのは、異常発生した場合、それが犯罪ならば、なるべく早く発見して、警察に通報して、被害を最小限に食い止めることを業務としているのです。
つまり、この見出しは、
「実際の侵入を少しでも抑止して、被害を最小化したければ、警備会社を利用する」が正しい。
 普通の仕事をしてる人ならば、いつでも携帯電話に出られるわけでもない、あるいは、電話連絡があってもいつでも気づくというわけでもない。同じく、個人的ITで、家の異常をモバイル環境で知ることが出来るはずでも、その通報にすぐに反応できないことの方が多いはず。それに比べれば、発報すれば、必ず15分25分以内に現場確認する契約義務のある機械警備業者に依頼するほうが、早期発見と警察への通報による被害減少を図れるのは確実なのです。火事通報から、サイレンならして突っ走って5分で到着できる、消防署とは警備会社は違うとしても。
 ミステリ舞踏派なんかは、その予想被害金額は恥ずかしくてかけないくらいなもんで、費用対効果を考えるとなんにもしないのが上策・・・・LOLOLOL