Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

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【days】2019年7月下旬: 書き方を忘れた 川瀬七緒「メビウスの守護者」

はてなだいありぃからはてなブログに変わってから、入力画面も変わった。ま、こういう単純なのはスマフォから書き込むにはいいんだろうが、PCから長文を書くには使いにくい。まあ、慣れるしかないだな。 ともあれ、何を読んでるかから書こう。 ずいぶん長い…

上田早夕里「妖怪探偵・百目1朱塗りの町」「妖怪探偵・百目2廃墟を満たす渦」西条奈河「世直し小町りんりん」武内涼「妖草師」東郷隆「定吉七番の復活」「センゴク兄弟」

上田早夕里も西条奈河も東郷隆も新本で買ってしまう・・・贔屓の作家です。武内涼はたまたま立ち読みして新本で買ってしまい、つい先週に妖草師シリーズ第二作がでたのを、上田さんの百目シリーズ2と西条の「世直し小町」と一緒に新刊コーナーで見つけてど…

都筑道夫「都筑道夫のミステリィ指南」都筑道夫「漆の壁に血がしたたる」

まあ、冷や汗ものの書き込みですね。 今も、Opera16起動しようして他のユーザが使ってますとエラーメッセージが出て、開かないので、タスクマネージャーから終了させる解決法を実行したら、そのタスクマネージャーのリストに出てこない。これは一回シャッ…

ブリジット・オベール「マーチ博士の四人の息子」 フィリップ・カー「屍肉」 乃南アサ「駆けこみ交番」

本当は、六月上旬で書くべきだった三冊をずるずると延ばしているうちに、ついに晦日。lololol ほんと、最近、ボーっと本を読んでるうちに休みの日が暮れてしまう。阿佐ヶ谷のお気に入り古本屋が5月31日で閉店。あそこで買った50円均一ワゴンセールのブ…

017 佐々木味津三「旗本退屈男」佐野洋「片翼飛行」島田一男「0番線」

佐野洋が、先月亡くなった。ちょうど、「片翼飛行」を読んだばかりだったから、印象深かったんだけど、佐野洋はほとんど読んでないんだ。lolol. 「推理日記」のうち何冊かは本屋で立ち読みした記憶があるし、他にも読んでるはずなんだけど、全然覚えてない。…

大倉崇裕「小鳥を愛した容疑者」門井慶喜「おさがしの本は」蓮見恭子「女騎手」野田昌宏「銀河乞食軍団禿蔓草107号、只今出動!」

読むだけは一日一冊以上、ひょっとして二冊に近いかもというペイスで読んでいて、それにコミックが二冊以上のペイス。読むだけだったら、体調が眠れないくらいに悪くさえなければ、読んで眠って読むで、ペイスは落ちないのだけれど、書く暇はよほど健康じゃ…

015 東郷隆「明治通り沿い奇譚」 森真沙子「日本橋物語 蜻蛉屋お瑛」

ふと、気がついたら東郷隆の「明治通り沿い奇譚」を二回も古本屋で買っていた。なぜ、こんなことになったかというと、この本今まで一度も通読したことがなかったせいだ。ミステリではないし、主人公がサスペンスの迷路の底でにげまわるホラーでもない、通読…

ディル・フルタニ「ミステリー・クラブ 事件簿」 米澤穂信「犬はどこだ」

ついに、大晦日。本棚の整理をし始めたところで、いきなり頓挫。ロシェル・メジャー・クリッヒ「凍える遊び(原題 Fair Bame)」を引き出してしまった。うむ、これはどんな話だったっけ?というので、読み出す・・・・・・・ま、とにかく、掃除はともかく、…

014幡大介「公事師 卍屋甲太夫三代目」:主人公を食ったトリックスター登場

年末です。28日まで仕事があったので、29日は終日布団の中で眠り虚仮。30日の今日になって、やっと書く時間がとれました。というより、ブログ記事を書く気力が戻ったと言う方がただしいかな。とにかく、この夏以来、体調不良気味を通り越して、ほとん…

007【私のミステリな日々】2012年4月中旬 岩澤紫麗、佐藤いづみ、カミムラ晋作

2月19日にノルウエーの知人が亡くなったショックで、感情と理性が混乱して、ただ身体を動かして飯を食べているという日々が、週を重ね、月々になりって、花の季節になって、ようやくMINDが元に戻った。。。ような気がする。 というので、書こう。 M…

008 上田早夕里「ラ・パティスリー」、畠中恵「アイスクリン強し」、よしながふみ「西洋骨董洋菓子店」

最近、明治時代ものは苦手になってしまった。歴史改竄が歴史の宿命みたいなものだけれど、この島国の保守化とともに、再び明治礼賛、現行保守構造の組み上がり期の合理化美化を意識的に支配する側・利権者側から仕掛けなおされているような気がする。マルク…

日明恩 「ギフト」、西岸良平 「虹の橋」

あけましておめでとうございます。大晦日に書いて、一日一記事で休みの間は書こうと思っていたのに、食べすぎから来る高血圧で寝込んでしまい、一年の計は、一日で崩壊してしまった。。。LOLOLOL ま、それでも寝そべりながらたまっていた本を数冊片付けたの…

Great Black Kanba by Conyth Little,1945

あっというまに、年末になってしまった。書くことはいっぱいあるけど、書いてる余裕がないヘタバリクタバリ労働の日々だった。。。ま、単に年老いてパワーがなくなったというだけなのかもしれない。 今読んでるのは、John Hart のDown River、386頁の22…

【私のミステリな日々】2011年のお盆休み

8月10日にお盆休みに入って、今日18日まで、途中真ん中で検修があったが、まあ8日間の夏休みになった。暑さもピークが最終日で37度オーバー。前半も36度はいってたから、休んで体がほっとしたせいか、毎日胃痛で、目が霞み、二日目の夜には目の焦点まで…

中町信 「模倣の殺意」 相場英雄「偽計 みちのく麺食い記者 宮沢賢一郎」

最近新幹線の高架橋の下の工事がらみで雨ふってもなかなか当日朝中止にならないんだけど、全体の経済の行き詰まりのせいか、あした現場少ないから休んで。。。。と明日の予定のたつ無給の休みが手に入りやすくなったので読書にはなかなかいい時節・・・・・…

神永学「天命探偵 真田省吾 タイム・ラッシュ」新潮文庫2010年 神永学「怪盗探偵 山猫」角川文庫 2010年

そろそろ入梅のようで、現場の雨中止が頻発すれば、稼ぎが減るけど、雨読の日々が増えるから、また雨も悪くはない。通勤読書の方は、Ian Rankin Black and Blue が1日にあがって 現在は Carol O’Connellの Mallor…

船越百恵 「眼球募集家(アイボールコレクター)」光文社 KAPPA NOVELS 2004年 鮎川哲也 「クイーンの色紙」創元推理文庫 2003年 

外は雨、しかも台風まで近づいてるとか会社から電話がかかってきた。現場中止かと思ったら、明日の日曜日よろしくだと。ま、雨の日はブログでも書くからどっちでもよろしい。 ◎船越百恵 「眼球募集家(アイボールコレクター)」光文社 KAPPA NOVELS 2004…

2011年5月下旬 柴田哲孝「KAPPA」徳間文庫 2007年 柴田哲孝「RYU」徳間文庫2009年

柴田哲孝「DANCER」文春文庫2010年を読み終えたばかりなのである。噂にたがわず、読み出したら読み終えるまで眠れない。。。というのは嘘ではないが、雨の中で休みなしに6時間も線路の砕石の上を歩いて帰ったら、やっぱり眠ってしまいlol 翌日にまた読…

 【私のミステリな日々】10月上旬 戸梶圭太 「溺れる魚」 新潮文庫 2001年 伊岡瞬「145gの孤独」 角川文庫2009年 誉田哲也 「ソウルケイジ」光文社文庫2009年

一週間京浜東北線の上り線、東北本線10キロ950mに列車見張りしていて、通勤時間帯は3分おき、昼間でも5分おきのせわしなさにも不思議と慣れるもので週の後半はミステリの筋とトリックを動機をキャラを考えるほどの・・・切れ切れだから細切れのアイ…

【私のミステリな日々】2010/10/08 若竹七海「猫島ハウスの騒動」 稲見一良「猟犬探偵」 山田正紀「僧正の積木唄」 

今週、若い警備員と一緒に仕事をした休憩時間と電車待ちの時間にミステリの話をした。エラリー・クイーンやヴァン・ダイン、横溝正史に江戸川乱歩が好きという読書家なのだった。21世紀の今時にヴァン・ダインの話をする三十歳の若いものがいるというのは…

【私のミステリな日々】2004/07/16 ブリジット・オベール 「森の死神」島田一男 「婦警日誌」デイヴィッド・ハント 「魔術師の物語」アーロン・エルキンズ 「氷の眠り」

あけましておめでとうございます。やっとのことで、Ellery Queen のShoot the scene を読了。続いて、Sara Paretsky の Blood Shot に入り ました。これは2月中には読み終わるつもり。日本語は京極夏彦の巷説百物語があと30頁、高橋克彦のゴッホ殺人事件…

【私のミステリな日々】9月上旬The Corpse In Oozak's Pond 「ウーザック沼の死体」by Charlotte Macleod 風野真知雄 「ふうらい指南」「雨の刺客」「ふうらい秘剣」

たまたまポケットに文庫がなくて、見知らぬ本屋で一冊買ったら、おお、これいい。。。と、風野真知雄のふうらいシリーズを三日連続で読んでしまったのです。 ◎シャーロット・マクラウド 「ウーザック沼の死体」扶桑社ミステリー1989年、定価500円、200円 The…

【私のミステリな日々】8月下旬 打海文三「苦い娘」You Bet Your Life 「我輩はカモじゃない」by Stuart Kaminsky Never Cross A Vampire 『吸血鬼に手をだすな』by Stuart Kaminsky

◎打海文三「苦い娘」中公文庫 中央公論社 2005年 724円+税 220円 東京大田区の小さな印刷所は倒産寸前で組合と会社側が団交をくりかえしていた。19歳の万理子はそこの社員で明日付けで依頼退職するつもりだったが、その日に、会社に「整理屋」が乗り込ん…

【私のミステリな日々】ローラ・チャイルズ「アール・グレイと消えた首飾り」宇江佐真理「卵のふわふわ」

◎ローラ・チャイルズ「アール・グレイと消えた首飾り」ランダムハウス講談社2006年 780円+税、105円 Shades of Earl Grey by Laura Childs, 2003南キャロライナ州のチャールストンといえば、南北戦争の激戦地。町全体が消失したあと、歴史的町並みを再現保…

【私のミステリな日々】2007年8月中旬 鯨統一郎「マグレと都市伝説」浅黄斑 「夫婦岩殺人水脈」浅黄斑「金沢・八丈殺人水脈」

Ellery Queen のShoot the Scene が部屋の乱雑さの中で行方不明になっている間に日本ものを三冊読んでしまった。 ◎鯨 統一郎「マグレと都市伝説」小学館文庫 2007年 619円+税 300円 この20年ほどに流行った都市伝説を7つ鯨は選んでいる。 高速を走る老女…

【私のミステリな日々】2007年8月上旬 The Ceiling Of Hell by Warren Murphy 東郷隆 「異国の狐」ブライアン・フリーマントル「屍泥棒」

◎ウォーレン・マーフィ「地獄の天井」サンケイ文庫 1986年、540円、100円 The Ceiling Of Hell by Warren Murphy 1984.アメリカ大統領SPのスティーヴ・フックスは、精神病者が大統領を狙撃した事件で、同僚を失い、自分も足に重症を負い、しかもたまたま見…

【私のミステリな日々】八月下旬 久光 東理夫 「暁の翼の男 ワイキキ探偵事務所3」藤田宜永 「パリを掘り返せ」東野圭吾 「鳥人計画」藤田宜永 「地獄までドリブル」広山義慶「夏回帰線」赤川次郎 「灰の中の悪魔」藤田宜永 「標的の向こう側」

Newsgroups: mystery/salon From: Date: 20 Sep 1999 19:55:55 +0900 パセリのオフで、ディーディーさんから、スカジーボードを入れて、IRQがおかしくなった経験を教えてもらった。彼の場合、95の再インストールの度に、スカジーボードを引っこ抜いて、…

【私のミステリな日々】2001年8月マーガレット・ミラー「心憑かれて」釣巻礼公「奇術師のパズル」モリー・カッツ「あなたの素顔は見たくない」

今年も8月になってしまった。6年前の夏はこんなことをアップしていた。kokokara------------------------------------201827/2485201620, ms#2478 ◎マーガレット・ミラー 「心憑かれて」創元推理文庫 1990年 100円 定価 680円 The Fiend by Margaret Milla…

【私のみすてりな日々】2001年6月藤田宜永「巴里からの遺言」ジェイン・スタントン・ヒッチコック「目は嘘をつく」花村萬月「皆月」

kokokara---------------------------------------------------------------- ◎藤田宜永 「巴里からの遺言」文春文庫 1998年 100円 定価524円 初出1995年カバーの写真がいいんです。ユジェーヌ・アジェです。 ストーリーもセンチメンタルでいいんです。謎は…

◎佐々木譲「笑う警官」ハルキ文庫 2007年 686円+税

単行本「歌う警官」 2004年 角川春樹事務所札幌大通署の刑事課盗犯係の佐伯警部補と新宮巡査が関税法違反容疑者を逮捕して署に戻ると入れ違いに強行犯係の町田警部補たちがマンションでの女性殺人事件で飛び出していくところから、物語は始まる。 若い女は着…