Mystery Paradise

元は今はなきアサヒネットのmystery paradise 会議室の分室のつもりだった。haha

2013-01-01から1年間の記事一覧

019 吉田雄亮「居残り同心 神田祭」沖田正午「手遅れでござる やぶ医師天元世直し帖」小杉健治「からくり箱 質屋藤十郎隠御用 二」野口卓「闇の黒猫 北町奉行朽木組」

ミステリの時代物といえば捕物帖。古典なら、半七捕物帳に始って、銭形平次捕物控、右門捕物帖が古典のビッグスリー。半七と平次は目明し(岡ッ引)で右門はお役人探偵役の始めで、役人から逸脱し一般町民(貧民か)が探偵役を務めるものの始めは久生十蘭の…

005 [comics]Jay.「SHERLOCK ピンク色の研究」 池田邦彦「シャーロッキアン! 4」新谷かおる「クリスティ・ロンドンマッシブ2」

今年読んだシャーロック・ホームズパロディコミックは、三冊かな。 痛む胃を温め癒すシャーロック Jay.「SHERLOCK ピンク色の研究」2013年株式会社KADOKAWA 定価560円プラス税 2010年BBC製作のテレビドラマの漫画化作品。多分、忠実にドラマを絵…

018 半村良「かかし長屋」 陣出達朗「伝七捕り物帳(一)」千野隆司「夏初月の雨」

冬休みの三日目である。なんでこんなに早く休み入りしたかというと、現場作業内容が一段落して、列車見張員がいらなくなったのと、他現場も似たようなもので警備員の立哨ポスト数が減って人が余りだしてるはずなので、勝手休みをとってもいいだろうと思った…

005 アイン・ランド「The Fountainhead」1952

台風26号はどうやら過ぎたようだ。おかげで二日現場が休工。久々にメインのブログに長文をアップできた。 http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/c/bf17a22185017c3eaec489bfbeccb9d1英文法の個人的バイブルの「英文法の謎を解く」シリーズの著者の副島隆彦…

016 『博品館パンチラ写真事件』検閲だな、これは。でも記事の下書きは残してくれている。英語で高杉晋作を語れば検閲削除必至です、はい。lololol

舞台はわがメインプログ、one shot, a piece of cake and a glass of beer @ Tokyo http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/ 1.発端 はGooが有料化キャンペーンで一月ほど悪席アクセス解析の有料バージョンを無料サービスしてくれていたことだった。 誰がどん…

ブリジット・オベール「マーチ博士の四人の息子」 フィリップ・カー「屍肉」 乃南アサ「駆けこみ交番」

本当は、六月上旬で書くべきだった三冊をずるずると延ばしているうちに、ついに晦日。lololol ほんと、最近、ボーっと本を読んでるうちに休みの日が暮れてしまう。阿佐ヶ谷のお気に入り古本屋が5月31日で閉店。あそこで買った50円均一ワゴンセールのブ…

017 佐々木味津三「旗本退屈男」佐野洋「片翼飛行」島田一男「0番線」

佐野洋が、先月亡くなった。ちょうど、「片翼飛行」を読んだばかりだったから、印象深かったんだけど、佐野洋はほとんど読んでないんだ。lolol. 「推理日記」のうち何冊かは本屋で立ち読みした記憶があるし、他にも読んでるはずなんだけど、全然覚えてない。…

大倉崇裕「小鳥を愛した容疑者」門井慶喜「おさがしの本は」蓮見恭子「女騎手」野田昌宏「銀河乞食軍団禿蔓草107号、只今出動!」

読むだけは一日一冊以上、ひょっとして二冊に近いかもというペイスで読んでいて、それにコミックが二冊以上のペイス。読むだけだったら、体調が眠れないくらいに悪くさえなければ、読んで眠って読むで、ペイスは落ちないのだけれど、書く暇はよほど健康じゃ…

016 高橋由太「忘れ簪 つばめや仙次ふしぎ瓦版」江宮隆之「写楽の首 大江戸瓦版始末」浅黄斑「目黒の筍縁起 胡蝶屋銀治図譜(二)」

その時の時勢に合わせて時代物のヒールとヒーローが変わると書いたのは誰だったかわすれてしまった。 明治のクーデター政権は、江戸を貶めるためにたった10人ほどしか獄死していないものを安政の大獄と名づけて、井伊直弼を極悪人扱いしたし、アジアへ軍事…

005[comics]008 新谷かおる「クリスティ・ハイテンション7」「クリスティ・ロンドンマッシブ1」池田邦彦「シャーロッキアン」

正月休みもあと三日となって、少し足を鍛えねばと阿佐ヶ谷から東中野まで歩くことにしたのだが、途中高円寺で朝飯をエクセシオールカフェでクラムチャウダーとクロワッサンで取ったりして中休みを入れ、中野のブロードウエイについたときはトータルで61分…

015 東郷隆「明治通り沿い奇譚」 森真沙子「日本橋物語 蜻蛉屋お瑛」

ふと、気がついたら東郷隆の「明治通り沿い奇譚」を二回も古本屋で買っていた。なぜ、こんなことになったかというと、この本今まで一度も通読したことがなかったせいだ。ミステリではないし、主人公がサスペンスの迷路の底でにげまわるホラーでもない、通読…

ディル・フルタニ「ミステリー・クラブ 事件簿」 米澤穂信「犬はどこだ」

ついに、大晦日。本棚の整理をし始めたところで、いきなり頓挫。ロシェル・メジャー・クリッヒ「凍える遊び(原題 Fair Bame)」を引き出してしまった。うむ、これはどんな話だったっけ?というので、読み出す・・・・・・・ま、とにかく、掃除はともかく、…